とりさん1999/2/9

長田神社前にチョウゲンボウ

2/9、近所の公園を歩くと、ハト以外の鳥が全くいない。ふだんならたくさんいるはずのスズメが一羽も見つからない。不思議に思っていると帰りがけに謎が解けた。目の前でチョウゲンボウがひらひらと旋回している。住宅街のすぐ上を、くるくると回りながら急上昇して、翼をすぼめて隣町へ飛んでいった。カメラを持っていなかったのが悔しすぎ!

ホオジロ初さえずり奥須磨公園

2/6、用事があって塩屋から妙法寺を歩きました。途中寄った奥須磨公園には、種類は少ないもののたくさんの鳥が。シロハラやアオジ、ツグミは特にたくさんいました。歩いているとホオジロの群れの雄一羽が、高い木の一番上にとまって、地鳴きをまじえながらも、さえずりの美しい声で鳴いていました。まだ2月なのに!早くも春の予感がただよっています。

雪とベニハラウソの冬色菊水山

2/4、神戸でも珍しく雪が積もった日、茶色の鳥がよく目立って観察しやすい。ふだん逃げまくるシロハラも目の前でばっちり。中腹にいたカワラヒワの群れに、マヒワが混じって一緒にお食事。メニューはヤシャブシの実。山の裏へ回ると、住宅地のわきでトラツグミを発見。胸の毛を拾ったことはあるんですが(なぜか胸の毛だけ)、やっと生きてるやつを見ることができました。おまけにベニハラウソも発見。胸の赤と雪のコントラストがなかなか絵になります。ケッケッというアカゲラっぽい声、ジャーというカケスのような声も聞いたんですが、発見できず。

ミサゴのディスプレイフライト

1/31、山陽電車高砂駅のすぐ横、加古川河口へ。お目当てのウミアイサにすぐ逢えたが、ボートが来て逃げられてしまう(涙)。あきらめて場所を移動すると、上空をミサゴが何羽も通ってゆく。あるものは餌の魚を大事そうにかかえ、あるものは愛のディスプレイフライトに夢中、あるものは杭に止まって休憩中。すぐそばにカワウの大群やヒドリガモがいても、お互い気にしていない様子が何とも不思議な光景でした。

ソウシチョウ、ノスリが飛ぶ烏原貯水池

12/26、小春日和の山から聞こえてくる、騒々しい声。早速行ってみると、籠抜け鳥が野生化したと言われるソウシチョウの群れを発見。私が見た中でも一番の大所帯で、足元に林にぽんぽんとかわいらしい姿が移動していく。少し開けた場所からは、なんとノスリがくるくると飛んでいる!長田でノスリを見たという話は聞いていたんですが、やっとこの目で確認できました。水にはマガモやカルガモが数羽いるだけで、あとは雑木林の冬鳥たちが数多くいました。

飛び回るイソヒヨドリ兵庫運河

12/23、休日というのに工場が動く兵庫運河は、ユリカモメやイソシギに混じって、イソヒヨドリ雌が登場。地味なうえに飛ぶのが速く、追いかけるのにひと苦労。見失ったのでいつもの観測地点へ移動すると、目の前にいた!でも雄を周辺で見かけないのは何故でしょう?

ウソどりが桜のつぼみをぱくぱく

12/22、高取山をいつもとは違うコースで。本当はシロハラ目当てだったのですが目の前に現れたのはウソ雄。相変わらずソメイヨシノのつぼみを次々と食べている。撮影していると後ろにおばあちゃんが。「あー、うそどりねー」うそどりというのは初めて聞きました。アカゲラは確認したものの、相変わらず近づけず。

タシギが来たよ淀川

12/14、こちらはタゲリではなくてタシギのご訪問。水の少ないアシ原を縫って歩く丸い影を発見。大声で「ピュー」と鳴くのに体はとっても小さい。どこからあんな声が出るんでしょう。上空には百羽くらいのカワウの大群。ぐるぐる回ったり、V字に編隊を組んだり。今年はカワウ多いですね。

 

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